みなさまいかがお過ごしでしょうか?
経営者のみならずタイムマネジメントは誰もが工夫を凝らしていらっしゃることでしょう。
そこで、今月の本はこちらにしました。
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「実践!タイムマネジメント研修」
著者:坂本健
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本書は小説形式で、まるで実際に研修に参加しているかのような感覚を得られました。登場人物の思考回路と自身を重ね共感できるため、楽しんで学べました。
タイムマネジメントにも様々な方法がありますが、本書の要点は2つ。
1. クラスタリング
人間の脳は15分位の時間があればまとまった仕事ができるほど集中できるようにデザインされています。1時間かかる仕事だから、1時間のまとまった時間が取れるときに仕事するよりも15分時間が取れるときに少しずつ進めること。
2.「やりすぎ」の削減
必要以上のクオリティーで仕上げていないか?その仕事は本当に必要なのか?
例えば事務職では、簡単な表で十分なのに複雑なグラフまで作っていた、誰も読まない書類を作っていた等。家事では、家族の誰もが気にしないのに時間をかけて料理を美しく盛り付けていた等。
私は「やりすぎ」については今まで考えたことがなかったので、はっとさせられました。どの程度必要かを見極めることが大切であると本書のおかげで気付くことができました。
それでは、みなさまが少ない時間でより高い効果を出されますように。
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