第四章 その一 今どき経営計画!ハッピー☆パフォーマンス・マネジメント - 三大幸福感の源のひとつ「心の健康」を促す経営

みなさま、こんばんは。

 

前回は三大幸福感の源のひとつ「身体の健康」を促す経営についてお伝えいたしました。

 

身体の健康の維持には、適切な「食事」「運動」「睡眠」でした。

 

みなさまのご経験からお気づきかと思いますが、これらは心の健康にも効果があります。

 

これについても科学的な研究結果がたくさん出ております。

例えば一日10分ほどの運動で、上機嫌になれた、理解力が上がった、ストレスが減った、そして生産性が上がったというのです。

 

10分なら負担にならずに出来そうですね!

 

さて、今回は「心の健康」ということで

Psychological  Capital Intervention – 心理的資源を豊かにする方法(以後PsyCapと書きますね)をご紹介いたします。

 

心の健康を促すには表にもありますように様々な種類のセラピーがございますが、PsyCapはこのなかでも特に

「企業が生産性を上げることを目的に作られた方法」であるといいます。

 

PsyCap のコンセプトを簡潔にまとめると、ポジティブ思考によりパフォーマンスを上げるということです。

 

ヒトは本来ネガティブ思考であるといわれています。身を守るには危険を察知しなければならないからです。ですからポジティブ思考は自ら訓練してつくるものなのです。

 

遺伝や性格とは違い、思考は変えることが出来ます。

 

それでは、どのようにしてポジティブ思考をつくるのか。

 

こちらの4つの要素を鍛えることです。

 

1.       希望 - 明るい未来をつくる能力

2.       自己効力感 - あるタスクに対して出来ると信じて進む能力

3.       回復力 - 失敗や逆境から立ち直る能力

4.       楽観性 - 楽観視する能力

 

長くなると読むのがお疲れでしょうし、次回に続けますね。

 

次回はこの4つの要素の鍛え方についてです。

 

それでは、引き続きよろしくお願いいたします。