みなさま、こんばんは。
前回は三大幸福感の源のひとつ「身体の健康」を促す経営についてお伝えいたしました。
身体の健康の維持には、適切な「食事」「運動」「睡眠」でした。
みなさまのご経験からお気づきかと思いますが、これらは心の健康にも効果があります。
これについても科学的な研究結果がたくさん出ております。
例えば一日10分ほどの運動で、上機嫌になれた、理解力が上がった、ストレスが減った、そして生産性が上がったというのです。
10分なら負担にならずに出来そうですね!
さて、今回は「心の健康」ということで
Psychological Capital Intervention – 心理的資源を豊かにする方法(以後PsyCapと書きますね)をご紹介いたします。
心の健康を促すには表にもありますように様々な種類のセラピーがございますが、PsyCapはこのなかでも特に
「企業が生産性を上げることを目的に作られた方法」であるといいます。
PsyCap のコンセプトを簡潔にまとめると、ポジティブ思考によりパフォーマンスを上げるということです。
ヒトは本来ネガティブ思考であるといわれています。身を守るには危険を察知しなければならないからです。ですからポジティブ思考は自ら訓練してつくるものなのです。
遺伝や性格とは違い、思考は変えることが出来ます。
それでは、どのようにしてポジティブ思考をつくるのか。
こちらの4つの要素を鍛えることです。
1. 希望 - 明るい未来をつくる能力
2. 自己効力感 - あるタスクに対して出来ると信じて進む能力
3. 回復力 - 失敗や逆境から立ち直る能力
4. 楽観性 - 楽観視する能力
長くなると読むのがお疲れでしょうし、次回に続けますね。
次回はこの4つの要素の鍛え方についてです。
それでは、引き続きよろしくお願いいたします。
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