第四章 その二「希望」今どき経営計画!ハッピー☆パフォーマンス・マネジメント - 三大幸福感の源のひとつ「心の健康」を促す経営

みなさま、こんばんは。

 

前回はPsyCap(4つの心理的資源を豊かにすることで、生産性を上げる手法)についての前書きをさせていただきました。

 

PsyCapの4つの要素

1.       希望 - 明るい未来をつくる能力

2.       自己効力感 - あるタスクに対して出来ると信じて進む能力

3.       回復力 - 失敗や逆境から立ち直る能力

4.       楽観性 - 楽観視する能力

 

それでは具体的な方法をご紹介いたします。

 

[希望 - 明るい未来をつくる能力]

 

あなたの夢や将来の楽しいことを想像してみてください。

 

それはあなたの願望・希望であると思います。

それでは、その夢を叶えるにはどうすればよいのでしょうか?

 

その答えが「希望」をつくる能力を育む方法です。

 

願望を叶えたい!という熱意を持って、目標を立てるのです。

 

目標の立て方はスマートに行きましょう!

 

SMART – 「Specific」「Measurable」「Attainable」 「Relevant」「Time-based」

 

「Specific」とは具体的であること。何を、なぜ、誰が、どこで、など明確に設定します。

 

「Measurable」とは測定可能であること。特定した行動の回数などでも良い。

 

「Attainable」とは実現可能であること。少々厳しいと感じるくらいが熱意に繋がります。

 

「Relevant」とはその目標はあなたにとって本当に価値があること。

 

「Time-based」とは期限を設けること。

 

例 ☓「もっと稼ぐ」

  ○「年間売上12万ドルUPのために月1万ドルUP」

 

そして、もうひとつ重要なのは目標達成へのモチベーションを保つことです。

 

モチベーションを保つ鍵となる手法は、

 

「大きな目標を小さな段階に分割し、その一つ一つを達成するごとに報酬を授与することです。」

 

そういえば子供の頃、夏休みのラジオ体操で参加者は毎日ひとつスタンプをもらっていました。最後まで続いた子供は表彰状がもらえました。

このような要領で仕事にも当てはめてモチベーションを保てると良いですね。

 

まとめ

 

「SMARTな目標を設定し、その目標に熱意をもって向かう」

 

それが「希望」を自らの手でつくる能力の育み方です。

 

次回はPsyCapの4つの要素の二つ目の「自己効力感 - あるタスクに対して出来ると信じて進む能力」の鍛え方をご紹介いたします。

 

それではみなさまが希望のある日々を過ごされますように。