ブックレビュー「ワーク・シフト」

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

テクノロジーの発展やグローバル化等、世の中は目まぐるしく変化し続けています。未来は予測不可能であるとはいいますが、だからといって考えなしで良いのか?となると違うような気がします。

 

今月の本では大学教授や専門家の方々の研究と分析結果をもとにした2025年の働き方を予測されています。

----------------------------------------------------------

ワーク・シフト 

─ 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>

Kindle版

リンダ グラットン (著), . (編集), 池村 千秋 (翻訳)

----------------------------------------------------------

 

本書によると、未来の働き方に影響を与えるのは下記の5つの変化であるそうです。

 

1.テクノロジーの発展

2.グローバル化

3.人口構成の変化と長寿化

4.個人、家族、社会の変化

5.エネルギーと環境問題

 

これらの変化に伴い、働く環境、個人のキャリア、価値観等も変化していきます。便利になる部分もありますが、問題も発生します。

 

主な問題点としては先進国の経済格差の広がりと人々の孤独が挙げられています。貧困から逃れるためには専門技術を身につけること、孤独にならないためには意識的に友人を作ることが勧められています。

 

2025年まであと6年。本書は2011年に出版されましたが2019年現在で納得できる点が多々あり、共感できました。

 

既に現実化している点は例えば、テクノロジーの発展によりWeb上で仕事が行えるため、通勤なしで自宅から仕事ができる職業が増えたこと。そして、ビジネスのグローバル化による時差のため夜中や早朝でもスカイプ等で会議をしたりと24時間仕事があることでしょうか。

 

これからはもっと自由に、自身の価値観に合った幸せな働き方ができるようになれば何よりです。

 

 

それでは皆様にとって素晴らしい未来が開けますように。